ふくおか経済・樺n域情報センター   週刊経済 2006年4月25日

 

 2月期決算は増収増益

グループ会社キャビンサービス 売上18期連続増、経常は2.6倍に

タバコの小売、自動販売機メンテナンス業のキャビンサービス梶i福岡市西区小戸3丁目、冨田登志雄社長)の06年2月期決算は、売上高が前年同期対比3.1%増の51億2000万円で設立以来18期連続の増収となり、経常利益が同2.6倍の5500万円となった。

経常益の大幅増については同社が開発した耐震用の自販機周辺機器(CS板)の受注が全国エリアで好調に推移したことが要因。
また、売上増はタバコの自動販売機の設置台数が110台増の1460台になったことに加え、自動販売機メンテナンスが前期に比べて75%増と好調に推移したことが要因。

また、同社は今回経常益増の要因となった自販機周辺機器販売部門を2月17日に分社し、潟xンドサプリ(同所、同社長)を設立。CS板の展開と、PCと20インチの液晶画面を搭載し、自動販売機をオンライン電子マネー化などの機能を持つ情報発信型のタバコ自販機「アイ.キャビ」の販売をさらに加速していくという。

年々タバコ業界は厳しさを増しているのが現状。しかし前期も売上、経益ともに増加したことはまだまだニーズがある証拠。今年は付加価値を付けたタバコ自販機のラインナップを充実させていきたい。